キャブからのガソリンが漏れでしばらく放置してあった小型管理機三菱マイミニMM270の修繕を行いました。
先日キャブを掃除し適当にエンジンは掛かるようになりましたがいまいち不調です。
チョークを引いていないとハンチングの末エンジンストップとなります。
まず、ガソリンタンクを外します。
エアクリーナーを外し、ガソリンホースも絶縁
ボルトを緩めキャブを取り外します。
穴という穴にエンジンコンディショナーを吹きかけ、しばらく放置します。
プラグも外し、念のためワイヤブラシできれいにします、
このエンジンは旧型でSVです。
スターターを引くとプラグホールからバルブの動きがよく見えます。
インテークマニホールドとシリンダー内にエンジンコンディショナーを吹きかけ、ピストンヘッド周りとバルブ周りそしてインテークマニホールドなどをきれいにしていきます。
放置している間、ガスケットを作成します。
紙製のガスケットシートを買ってありますので、元のボロボロのガスケットを型紙にして鉛筆で型どりします。
外周はハサミで切り取ります。
ボルト穴は彫刻刀(丸刃)で大きな穴は直刀とカッターで抜いていきます。
仕上げは紙やすりなどで行います。
キャブとインテークマニホールドなどには最後にクリーナーキャブを吹いて余分なエンジンコンディショナーを飛ばします。
元の通り組み上げ、エンジンを掛けてみます。
おかげさまでスターターひと引きで掛かりました。
少しハンチングがありスローが高いので、キャブの調整を行います。
最後にガバナの調整を行いますが、ドライバーがうまく入らず満足のいく調整ではなかったですが症状は少し落ち着きました。
除草の後実際に耕耘しました。
若干ベルトが滑るのでクラッチ調整も行います。
しっかりとお仕事をしてくれました。
大昔の農機具ですが昔の道具は基本がしっかりとしているのでメンテナンス次第で長持ちします。
もう少し頑張ってくれるでしょう。
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