スーパーカブ50のスプロケットはF13丁、R46丁です。減速比≒3.54です。
理論値4速マックスパワーの7500rpmで≒59.3Km/hだそうです。
これをF14丁にすると減速比は≒3.29となり、同じく4速で理論値ですが63.86Km/hとなるようです。
早速交換してみます。
パーツは定番のキタコです。
ねじ4か所をとってチェーンケースを外します。
金属のガードのようなものを外します。
スプロケットのカバーを外します。
チェーン張り調整用のダブルナットを緩めリヤシャフトを緩めます。
昔のバイクのシャフトは割ピン仕様になっていて、少し緩めの場所で固定していましたが、現在割ピンはないのですね。
ギヤをローに入れスプロケットを止めているねじを外すとFスプロケットが取れます。
ここで作業がしにくいので、チェンジペダルを外しました。
カブには8mmのねじが多く使われていますので8mmのボックスレンチ系は不可欠です。
我が家にはY型レンチとL型レンチがありましたので、とりあえずは何とかなりました。
チェーンをかけてスプロケットを入れます。止のプレートも付属のものに交換して仮止め、
チェーンの張りをマニュアルどおりたるみが上下25mmほどになるよう調整します。
シャフトを既定のトルクで締めて、ブレーキを踏んでスプロケットのねじを締めこみます。
ここでチェーンに給油しましょう。ちょうどリョービのカルチベータのモリブデン含有ギヤオイルが少量あったので回転させながらまんべんなく給油します。
十分給油できましたら、ウエスで余分をふき取っていきます。
あとはカバー類を元の通り組み上げて・・・と簡単に考えていましたが、チェーンガイドプレートが曲者で、裏表があります。
そして13丁から14丁にしたせいでノーマルだとぎりぎりです。ガイドプレートを先に入れそのあとカバーを掛ける、しかも下のねじから入れないとうまく収まらないということがわかるまで知恵の輪状態でした。
何はともあれ組みあがりましたので、さっそく試走にと考えましたが、お天気がいまいちで取りやめに・・・・明日の天気はやはり雨そうなので結局試走に出かけました。
パワーはやはり落ちる感じがします。
半面3速の守備範囲が広がった感じがします。
当然30Km/hでの回転数も落ちるので燃費は少し良くなるのでしょう。
スーパーカブは1速が極端に低いのでフロント1丁UPは町中走行では特に問題ないと考えますが、しばらく乗って乗りにくいようならノーマルに戻します。
参考 諸兄のブログから13丁を14丁にした場合の7500rpmでの速度
1速 17.1km/h→18.4km/h
2速 31.9km/h→34.3km/h
3速 45.7km/h→49.2km/h
4速 59.3km/h→63.8km/h となるそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿