スリムタワーファンを夏中使っていましたが、初秋に首を振らなくなりました。
当時はそろそろ扇風機をしまう時期が来るのでとそのままにしておきました。
さて、本格的な冬が来る前に扇風機をしまいますが、せっかくですので故障の原因を調べ、あわよくば修繕をしようとばらし始めました。
構造は簡単ですが、ほこりがすごくはじめはブラシなどで適宜掃除をしようと思っていましたが、そんなものでは歯が立たずコンプレッサーを始動させ、エアで吹き飛ばすことにしました。
空気を送り出すファンそのものが、スリムで円柱形ですので、掃除に時間がかかりました。適当にきれいになったところで仕上げはウエスで拭き取ります。
このタイプはファンの回転を首振りに使っているのではなく、首振り用の小さなモーターが別についています。
どうやらこのモーターが回っていないようですが、物理的なものでしょうか電気的なものでしょうか?
電気的だと基盤を確認できるほどの電気知識はないのでお手上げです。
首振り駆動部を取り外しばらしていきます。順番を間違えると組みあがらないので、証拠写真を撮っておきましょう。
本体と台座の部分を切り離さなくてはいけません。スナップリングを外さないといけないのですが、専用プライヤーがあるので外すことができます。
どんどん歯車をとっていきます。歯車のもう一つ下にモーター部があります。
軸受けを外すと磁石が割れていてポロッと落ちてきました。回転部に永久磁石があって外側にコイルがあるタイプのようです。
ダメもとで磁石をゼリー接着剤でつけてみました。
くみ上げると何とか回転するようです。ミクロン単位のことでしょうが、接着剤のバリで少し雑音が出ますが、首振り駆動部は何とか復旧しました。
腫れ物に触るようにくみ上げ、最終チェックを行います。
いつまで持つかはわかりませんが、何とか直すことができました。
首振り駆動部をアッシで交換すればよいのですが、大陸性ですし、メーカーもよくわからないところでスペアパーツはきっとないと思います。
自己万足の修理ですが、壊れていたものが直ると嬉しいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿