なんとか元気に働いてくれている刈払機(IF270-K)は記録を見ると今年で10年を経過したことになります。
定期的に簡単なメンテナンスはしていますが、今日は雨模様でもあり、少し手間のかかるメンテナンスをしました。
ガレージから車を出してそこで作業をします。
例によって使うかもしれないケミカル類です。
まず、マフラー出口のメッシュを取り出します。
少し前にきれいにしたはずなのに閉塞が認められます。
エンジンコンディショナーを吹きかけ、しばらく放置します。
マフラーの中へコンディショナーを吹きかけます。
そしてプラグを外し確認、最近交換したプラグですが、汚れています。
こちらにもコンディショナーを吹き付けます。
次に燃焼室にコンディショナーを吹き付けると泡がもこもこと膨らんできます。
しばらく放置・・・
この間パーツクリーナーでエンジンの周り全体をきれいにします。
混合油を使っているので、錆はしませんが、オイルで汚れています。
エアクリーナーを確認・・・まだ使えそうです。
キャブ周りはキャブクリーナーできれいにします。
さて、燃焼室はどうでしょう? 何やら油分とカーボンが浮き上がってきています。
下向きにして、ウエスで拭き取り、もう一度エンジンコンディショナーをたっぷりと吹き付けます。しばらく放置・・・
点火プラグを確認するとだいぶ綺麗になっています。
ワイヤブラシで汚れを取り最後にはパーツクリーナーで細かいゴミも洗い流します。
点火プラグを外した穴からピストンヘッドが見えます。カーボンの蓄積が見て取れます。
エンジンコンディショナーでカーボンも浮き上がったことでしょう。
試しに綿棒でこすってみます。
汚れがきれいに取れます。10本ほど綿棒を使い何とかきれいになりました。
マフラー出口のメッシュもきれいになりました。
すべてを組み上げ、試運転です。
エンジンは簡単に始動しました。しばらくそのままにし、エンジンコンディショナーを飛ばします。
せっかくですので少し除草をします。白煙も少なく上々です。
このあと、チップソーを新品と交換しました。
付け根に絡んだ草の繊維質も取り除きました。
この夏もまた活躍してもらいましょう。
P.S. ギヤケースのグリスアップは今年3月に行いましたので今回はパスしました。
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