先日諸兄のユーチューブで別の会社の販売する中国製の木枝粉砕機のプーリーが緩んで軸とプーリーがズタズタになっしまった動画を視聴しました。
自分の粉砕機はH社の物ではありませんが、組み立てなど随所にコストダウンを感じざるを得ない商品です。
とはいえ、同じような商品がホンダのエンジンで側も国産ですと3倍強のお値段ですのである意味仕方ないと割り切ってメンテナンスや定期的な増し締め等行い細部の確認をして使うことが必要でしょう。
さて、 組み上げて、無負荷運転1時間(OIL交換)、実働5時間20分(OIL交換)しましたので、各部チェック増し締めを行います。
1 エンジンが本体にきちんと付いているか。→こちらはナットが緩んでいることは無くしっかりと固定されていました。
2 エンジンのプーリーと破砕刃のプーリーとVベルトの状況を確認→新品のVベルトは相当カスが出ています。国産のベルトしか使ったことは無いのですが、実働の10倍近い消耗度合いでしょう。次は三ツ星など信頼できるVベルトをチョイスします。
プーリーの止めネジは緩んでいませんでした。しかしエンジン側のプーリーを止めているイモネジのゆるみ止めナットが緩んでいました。イモネジ自体は緩んでいませんでした。
3 カッターの状態→刃に欠けはありません。替え刃を購入してありましたので交換しますが、鋼の部分は約9mmしかありません。切れが悪くなったら砥ぎ上げていきますが、鋼材のある部分までしか砥げませんので注意が必要です。
4 キャブレターの建付け→各部ゆるみはありませんでした。
5 小枝を入れる粉砕部分のゴムのパッキンが少し破損していました。このパッキンは補修用で販売されているかは不明ですが、プラバンを適当に切って両面テープでつけて組み上げます。
6 マフラーとやけど防止の遮熱板→ 遮熱版を取り外すとボルトに煤が・・直接マフラーにネジが切ってあり、止めてあります。よってネジを外すと排気が漏れます。
(唖然として写真失念)
マフラー出口には防火金網が張ってありますが、わずかな使用時間でカーボンが付着して、メッシュがふさがっているところがありました。
ワイヤブラシで綺麗に落として組付けます。
思いのほかきちんと組み立てがされていました。ホンダパクリのエンジンは掛かりも良く、きちんとメンテナンスをして無理をさせなければ大丈夫そうです。OIL交換は2回行いましたが、妙に汚れていたり、金属の切削辺が出てくることはありませんでした。
組み立ては大陸感満載です。定期的にメンテナンスをして末永く使いたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿