とりあえずエンジンはかかりますが吹き上がりません。
各部をチェックしながら掃除をし、交換できるものは交換していきます。
エアクリーナーは→ボロボロかと思いきや全く入っていません。→
キャブクリーナーを吹きかけ、キャブとケース全体をきれいにします。普通の汚れレベルです。
エアクリーナーはフリーカットのエアクリーナーエレメントをカットしオイルをしみこませセットします。
プラグを確認→まだまだ使えそうです。クリーナーを吹きかけワイヤブラシでカーボン等を掃除します。(BP6HS)
マフラーのカバーが少し錆びているので、錆をとって耐熱塗料で きれいに塗装します。
耐熱塗料はつや消しの黒です。 |
ガソリンタンクは樹脂製でごみもなく及第点です。ガソリン注入口のストレーナーをパーツクリーナーできれいにします。
ガソリンコック→レバーが折れています。ペンチ類でSTOPにしカップを掃除します。
積年のごみが蓄積しています。パーツクリーナーで吹き飛ばしウエスできれいにします。
オイルはテロテロですが、試運転の後交換しましょう。
燃料を入れチョークを閉めSWをONにしリコイルを引きます。2回でかかりました。
アクセルレバーを引いてもエンジンに変化はありません。
よく見るとワイヤーはきちんと役目を果たしていますがスロットルが動きません。
手であおると回転は上ります。リンクが外れているようです。
アクセルワイヤーの端部とリコイルスターターの一部を外してリンクバーが見えるようにします。→見事に外れています。あれこれ考えきちんとはめ込むことができました。この作業は知恵の輪のようで楽しいです。
(クボタTMA25シリーズもキャブを外すときにリンクが引っ掛かりますが、ペンチで抉ることなく脱着できます。)
この後アクセルレバーにグリスを塗布しワイヤーの止めを調整しアイドリングを調整します。
クラッチワイヤーもレバーから外し、ワイヤーの中や可動部に給油します。
エンジンが温まりましたので、エンジンオイルを交換します。
DCMブランドの5W-30を入れます。
耕耘刃を外すとものすごいゴミが軸に巻き付いています。
外してみると草の根は言うに及ばすスズランテープや針金などが巻き付いています。
大量のごみが詰まっています。 |
結構パワーを無駄にしていたようです。
次にギヤーオイルを交換します。せっかくはめた耕耘刃を外さないとドレンが外せません。
古いオイルはあまり抜けてきませんでしたが、注入口からあふれるまで入れて終了です。
実際に圃場でパワーをかけます。
エンジンはGM82PN-35Jと記されています。 MAX2.4PSと思われます。
一度耕した場所は難なくこなします。初めての場所はどうでしょう、パワーはそこそこで何とか使用に耐えます。
個人的にはクラッチを左手のみで上から押さえつけるタイプは手がつかれます。大き目の洗濯ばさみで止めたくなります。
菜園の耕運中「ミミズはいないかな?」とピータンとわさびが周りをうろうろします。
慣れているので何とも思いませんが、かわいいものです。
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