2016年6月13日月曜日

ホールクロック

子供のころからチクタクチクタクボーンボンで育ってきた世代にとって時計のセコンドはとても落ち着く音色です。

我が家のリビングにはホールクロックが鎮座していますが、機械式(発条手巻き)で哀愁をそそります。



この家を建てたときに勢いで購入したもので、ムーンフェイスはダミーです。




前述のとおり発条手巻きですので重錘もダミーです。

 31daysと記されていますが、実際は2週間に一度の巻きが必要です。
面白いもので発条が緩んでくると時刻が進みます。




発条を巻いて振り子を少し停止させて時間を合わせます。忙しい現代人には不向きのようにも見えますが、電池式では味わえない良さがあると自己満足しています。


ゆっくりとした振り子の動きは見ていても飽きません。

廉価な大陸物なので何年持つかはわかりませんが子供が老人になるころまであってほしいと思いつつ今夜は発条を巻きました。

実は母屋には戦中から使っていた柱時計があります。表示は薄れ発条は持ちが悪く時間もあまり正確ではありませんが何十年も動いています。

国産品ですがドイツ品と肩を並べた精密機械だと思っています。

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