6月に入り梅の実は適度に熟してきました。
時季なので熟れた実がぽとぽとと落ちてきます。もったいないですが落下したものはひび割れがひどく使えないものが多いです。
近場は屋根に載ったり、脚立を掛けたりし、直接手でもぎ取ります。少し遠くのものは魚すくいのたま網で取ります。もっと遠いのは枝切りバサミで取ります。
樹齢70年ほどの木です。剪定も適当なので大木になっています。まだ取りきれませんが小さな背負魚籠に1杯分とてれましたのでこのくらいにしておきます。
ざっと水洗いして水に浸しアクを取ります。(6月7日はここまでです。)
一昼夜水に浸してあく抜きをした梅は水から上げ、タオルで水分と汚れをふき取り漬け込んでいきます。
梅・塩・梅・塩の順に漬け込みます。
梅10Kgに対しお塩2Kgで漬けます。塩分濃度≒16.6%です。これ以上減塩だとカビが生えてきます。
最後に天然石の重石を載せ終了です。1日~2日で水が上がってきます。水が上がったら重石を半分の重さにします。
この樽は梅10Kgです。 |
梅雨明けまで置いていわゆる「土用干し」を行って今年の梅干が完成と生ります。
ここ数年紫蘇の葉等で着色はしていませんが、それはそれらしくてとても気に入っています。なんと言っても塩だけで作ってありますので安心です。
本当は水が上がった頃に酒精を少量使いたいのですが、我慢して無添加を貫いています。
今回は正味15.25Kgほどの梅を漬けました。
実はもう1本小ぶりな梅の木がありそちらもたわわに実っています。
種類の関係かまだ熟していないようだったので昨日は収穫しませんでした。
来週もこの作業をしなくてはなりません。
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